マレーシアでは2021年8月現在、新規感染者数が20,000人/日以上と過去最高の感染者数を記録し続けています。
マレーシア政府はコロナ問題を打破する為、企業接種やウォークインワクチン接種でワクチン接種率をあげる政策を実施していた。その成果もあり、2021年8月18日時点ではワクチン接種率(2回接種)は成人人口50.2%相当に達している。ワクチン接種率が上がってきているにも関わらず、なぜマレーシアのコロナ感染者数は増加し続けているのでしょうか。
本記事ではそんな疑問に対して考察していこうと思います。
【マレーシア】コロナ感染者数が減少しない理由
無自覚の感染者が多い
保健省の説明によると新規感染者数の急増は「デルタ株感染の無症候性患者が無自覚に感染を拡大させた」ものと説明しています。実際コロナ感染者の内、約3割が無自覚感染者だと言われています。無自覚感染者からコロナ感染が広がっていると予想されています。
PCR検査の普及
PCR検査の普及により無自覚感染者の感染発覚数が増加した為だと考えられます。マレーシアの個人病院でもPCR検査を実施している病院が多く、身近で検査が受けられるようになったことで感染発覚が増え、コロナ感染者数の増加に繋がっているのではないでしょうか。
日本でもPCR検査が自宅で簡単にできるキットが販売されています。
最短3時間で検査結果が通知されます。陰性証明書は日本語、英語どちらでも発行可能です。下記画像から商品概要をご確認いただけます。
一時出入国者の増加
母国への一時出入国者が増え、その影響によりコロナ感染者数が増加していると考えられます。マレーシアでは出入国の際にPCR検査が必須になります。無自覚の感染者が一時帰国の為、PCR検査をして陽性反応が出たという事例もよく耳にします。PCR検査の感度は約70%前後だとされており、感染初期の場合は陰性反応が出る場合があります。その為、PCR検査で陰性だとしても実際はコロナに感染しており、マレーシア国内に持ち込んでいるというケースも考えられます。
まとめ
▼マレーシアのコロナ感染者数が減少しない要因
・無自覚の感染者が多い
・PCR検査の普及
・一時出入国者の増加
などが考えられます。保健省の見解ではワクチン接種の進展に伴い8月末には減少傾向に転じる見込みと述べていますが、まだまだ感染者が減少していないのが現実です。これからコロナ感染者が減少することを期待しつつ、感染予防をしていきたいものです。本記事が読者の方の安全なマレーシアライフの参考になれば嬉しいです。
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