マレーシアはイスラム教国家なのでラマダンがあります。
ラマダンってよく聞くけど一体何?
と疑問に思っているあなたへ。
この記事ではマレーシア在住者なら押さえておきたいマレーシアの常識「ラマダン」についてご紹介していきます。
ラマダンとは
ムスリム(イスラム教徒)の断食月のことを言います。期間は約1か月ほどで、日の出から日没までの間、断食を行います。そして日没から日の出までの間に一日分の食事を摂取します。
断食には「欲を戒める」といった意味があり、ラマダン期間中は飲食だけでなく、性行為、喧嘩、闘争、悪口などを慎しまなければならないとされています。欲を断つことにより、堕落した考えを捨てて自信を清め、イスラム教への信仰心を強めるとされています。
2021年は4月13日〜5月13日の日没までです。
異教徒に強制されることはないのですが、異教徒の方も配慮や理解が大切です。
ラマダン時期に気をつけること
・ムスリム(イスラム教徒)の方の前での飲食を控える
ムスリム(イスラム教徒)の方は気にしなくていいという方が多いのですが、やはり水も食べ物も口にできないのでなるべく目に入らないところで飲食をするようにしています。
・勤務終了の時間が早くなる場合がある
生産性が落ちる場合がありますが、理解が必要です。
・飲食店は営業時間の変更や一時閉鎖する場合がある
ラマダン期間中の外食は事前に営業時間を確認することをお勧めします。
・役場等の手続きの遅れ
手続きが必要な場合はラマダン期間を避けるなどの対策をお勧めします。
・犯罪率が上がる
ラマダン中は性犯罪や暴行事件などの犯罪率が上がるとゆわれています。夜間の一人歩きは特にご注意ください。
ハリラヤプアサとは
一か月に及ぶ断食が終わると、お祝いのハリラヤプアサが行われます。ムスリム(イスラム教徒)にとって、一年で最もめでたい日の一つです。2021年は5月14日〜5月15日です。
ムスリム(イスラム教徒)はおしゃれをして出かけ、ショッピングモールやオンラインショップなどではハリラヤセールが行われます。
モスクや会社などあらゆる場所で無料で食事を振舞ったりされます。
まとめ
日本の方は宗教に関して関心がない方も多いかもしれません。ですが他国に移住する上でその土地の文化を知ることや地元の方の特性を理解し、共存して生活することは大事なことだと思います。私自身始めは戸惑うことも多かったですが、今では違う風習に触れたり、イベントに参加したりと楽しんで生活しています。この記事が1人でも多くの方の理解や興味に繋がれば嬉しいです。
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