マレーシアではワクチン接種完了者への緩和措置が進んでいます。
しかし現在のワクチン接種完了者は全体人口の約35%程です。
マレーシア政府は2021年8月31日までに全体人口の50%を目標に掲げています。
そんな疑問にお答えします。
本記事では2021年8月20日のMid Vally Mallの様子を元に店舗の営業状況、顧客の利用率についてご紹介していきます。
【ワクチン接種完了者への緩和措置】店舗は営業しているの？
ワクチン接種完了者の緩和措置内容
▼ 対象者：ワクチン接種完了者
・ファイザー・シノバック・アストラゼネカの場合：2回目接種後14日以上経過している者
・ジョンソンエンドジョンソン・カンシノの場合：1回目接種後28日以上経過している者
▼ 必須要件
・デジタルワクチン接種証明書の提示
▼ 時系列ごとの緩和措置内容
●2021年8月10日〜
・乗車人数の緩和または免除
・移動距離指定免除・公共場の立ち入り制限緩和(第二段階以降)
・店内飲食許可(第二段階以降)「1つのテーブルに対し50％の許容人数まで」
●2021年8月16日〜
・エッセンシャル以外の活動許可(各段階ごとに指定条件有)
8月16日までの詳しい緩和条件は下記の【関連記事】をご確認ください。
【関連記事】
2021年8月|マレーシアのコロナ事情と活動制限(SOP)
●2021年8月20日〜
・店内飲食許可(第一段階以降)「1つのテーブルに対し50％の許容人数まで」
・スポーツ・レクリエーション活動緩和
・夜市及び日曜市場の営業
※参照：在マレーシア日本国大使館公式ページ
店舗の営業状況、顧客数について
レストラン
ほとんどの店舗が営業を再開しています。カフェでは店内飲食を利用できる店舗がほとんどで店内で過ごす顧客も多かったです。デリバリーに力を入れている店舗やマクドナルドなどのFC系列の店舗では店内飲食ができない店舗がほとんどでした。営業は再開しているもののまだデリバリー中心で営業を行う店舗が多かった印象です。
ファッション
衣料品・アクセサリー・ジュエリー店はほとんどのお店が営業を開始しています。しかし時短営業を行っている店舗も多数ありました。
日本人がよく利用するUNIQLOはまだ閉店していましたが、来週から営業が再開するそうです。キャパ制限はあるものの顧客数も多く感じました。ZARAやFC系列の店舗では大幅な値下げをしている所もあり、自粛期間中に抱えた在庫をさばいているのかなという印象です。
生活用品店
ほとんどの店舗が営業を再開しています。日本人がよく利用するDAISOも午前11時からの時短営業で営業を再開しています。MUJI 無印良品は8月21日から時短営業の午前11時より営業が再開するようです。冒頭でも記載しましたが、あくまでMid Vally Mallで確認した営業状況なので他店では異なる可能性があります。
美容関連
美容院もほとんどの店舗が営業を再開しています。しかしまだ散髪サービスのみしか利用はできません。エステサロンやネイルサロン、マッサージ店はまだ活動許可が下りていないので閉店しています。
ハイブランド店
ほぼ全てのお店が営業を開始していました。
スポーツ用品店
ほとんどの店舗が営業を再開していますが、時短営業の店舗も多々ありました。
電気店・携帯ショップ
ほとんどの店舗が営業を開始しています。
化粧品・スキンケア
営業している店舗もあればまだ営業を再開していない店舗もありました。営業を再開をしている店舗もほとんどが時短営業で再開しています。
入店時の注意点
入店時は必ず、デジタルワクチン接種証明書の提示が必要になります。店舗前にはスタッフが厳重に証明書確認を行なっています。
デジタルワクチン接種証明書の提示方法は下記の【関連記事】をご覧ください。
【関連記事】
【ファイザー】マレーシアワクチン接種2回目レポート
まとめ
レストランに関しては緩和措置が発表されてすぐでしたのでまだ店内飲食の準備が整っていない印象でしたが、近々店内飲食ができる店舗も増えてくるのではないでしょうか。ワクチン接種完了者が全体の3割強しかいないというのに意外と顧客数が多いことに驚きました。長い自粛生活のストレスと緩和されてすぐというのもあり、利用者数が多かったのかもしれません。緩和されると防衛意識が薄れがちですが、引き続き感染対策をし、安全に過ごせるようご注意ください。1日でも早く終息する日を願っております。
【関連記事】
・【クアラルンプール】自粛明けに行きたいレストラン5選
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