【2023/11】マレーシアの運転免許証への切り替えてきました！！

クアラルンプール周辺はいろんな種類の交通機関がありますが、車があった方が断然便利です。
外国人がマレーシアで車を運転するには国際免許またはマレーシア国内の運転免許証が必要になります。
今回、日本の運転免許証からマレーシア国内運転免許証へ切り替えをしてきたので、その体験をレポートしていきます。

・国内運転免許証に切り替えるメリットは？
・国内運転免許証にどうやって切り替えるの？
・必要書類は？
・どこで手続きをすればいいの？
・費用はいくら？
・どれくらい時間がかかるの？

そんな疑問にお答えしていきます。

▼N(筆者)紹介
マレーシア滞在歴6年!!
日常生活では車の運転をしませんが、旅行先や遠出をするときにたまに運転をすることがあります。
今までは国際免許で運転をしていましたが、コロナの影響で日本にしばらく帰国できなかったので、これを機に国内の運転免許証に切り替えをしてきたので、その様子ご紹介していきます。

Contents

【2023/11】マレーシアの運転免許証への切り替えてきました！！

【2023/11】マレーシアの運転免許証への切り替えてきました！！

国内運転免許証に切り替えるメリット

私自身、国際免許を使用していましたが、国際免許は有効期限が1年間しかなく、更新の度に日本に帰国する必要があります。更に更新料も毎回約2400円ほどかかります。※自治体によって異なります。
国内の運転免許証を取得すれば、その手間を省くことができ、マレーシア国内のIDとしても使用ができます。

私が、国際免許で運転をしていたのも私がマレーシア生活をスタートさせた2018年にマレーシア政府より、外国運転免許証のマレーシア国内運転免許証への切り替えが一時停止になり、国内の運転免許証を取得することができなくなりました。
しかし、2020年12月頃より再開され、日本の運転免許証の更新も終わったので、ようやく国内運転免許証に切り替えに行くことにしました。

申請の流れ

Nの場合、申請(2023/9-)から取得(2023/11)まで約2か月程かかりました。

①在マレーシア日本国大使館で運転免許証翻訳書類を申請
↓5営業日以降
②在マレーシア日本国大使館で運転免許証翻訳書類の受取
↓
③JPJ(道路交通局)で書類確認
↓19日後
④JPJ(道路交通局)で書類提出
↓23日後　(通常30日以降)
⑤JPJ(道路交通局)で免許受取

必要書類

雇用パス(EP1・EP2)

・JPJL1
・B-2
・運転免許証原本とコピー　※1
・運転免許証翻訳原本
・パスポート原本とコピー　※2
・会社のオファーレター原本　※3
・写真(白背景)　※4

雇用パス以外のビザをお持ちの方は下記リストよりご確認ください。
※参照：JPJ documents check list

注意：
※1 運転免許証の有効期限は2年以上残っている必要があります。
※2 パスポートコピーはVISAページと顔写真ページのみ必要です。
※1.2 コピーをする際は、コピー用紙縦に対して縦向きにコピーする必要があります。
※3 オファーレターは直筆サインでないと受理してもらえない可能性があります。
※4 写真サイズに関してはスキャンをするので、指定のサイズは特に定められていませんでした。
すべての書類は1年間のみ有効です。

必要書類の記入例

JPJL1

B-2

手続きの様子

①在マレーシア日本国大使館で運転免許証翻訳書類を申請

⑴来館の為の予約を行う　※KL在マレーシア日本国大使館の場合
来館の際は、下記リンクより、オンライン予約が必要です。
KL在マレーシア日本国大使館の予約フォーム

⑵必要書類を準備する
1. 申請書(Application Form)
2.日本国旅券の原本
3.有効な日本の運転免許証の原本とコピー

※参照：在マレーシア日本国大使館-日本の運転免許証の翻訳証明(免許証翻訳証明書)

⑶在マレーシア日本国大使館で免許証翻訳書類の申請をする
予約日時に必要書類を持って在マレーシア日本国大使館で申請をすると
5営業日以降に書類を受け取りにくるよう指示があります。
受け取りの場合も予約が必要なので、その場で予約を取るか、再度予約フォームより予約を行います。

⑷運転免許証の翻訳証明の受取をする
運転免許証の翻訳証明書類の料金70RMを払って書類を受け取ります。

②JPJで書類確認

▼必要書類
・運転免許証原本とコピー
・運転免許証翻訳原本
・パスポート原本とコピー
・会社のオファーレター原本

最初、最寄りの支店(JPJ UTC Keramat)へ行きましたが、小さい支店ではインターナショナルのケースが扱えないため、大きい支店(Road Transport Department, Federal Territory of Kuala Lumpur)へ行くよう指示されます。

大きい支店(Road Transport Department, Federal Territory of Kuala Lumpur)に着いたのが、8:40頃だったので、すでに長蛇の列ができており、中に入るまでに30分ほどかかりました。
JPJのアプリより受付を行おうとしましたが、この支店ではQRコードが切り取られており、列に並ぶしかありませんでした。※JPJは予約は必要ありませんでした。

番号札を受け取る際に必要書類がそろっているか確認されます。
私の場合、運転免許証とパスポートのコピーがコピー用紙縦に対して横向きにコピーしていた為、受付番号が呼ばれる前にコピーし直すように指示されます。

JPJ屋外にコピーを行える場所があります。コピー料金は1枚0.5RM(白黒)でした。

受付番号が呼ばれ、カウンターで書類の確認を行ってもらいます。
確認が終わると、その場で書類の受理はされずに、アポイントレターを渡され、19日後の午前(8時-10時)に再度JPJにくるように指示されます。
※なぜ、その場で受理されなかったのかはわかりません。因みに書類不備などもありませんでした。

③JPJで書類提出

指示された日時(8時)にJPJへ再度訪問。
前回同様、長蛇の列に並び、アポイントレターと前回持参した必要書類を提出します。
パスポート原本も預ける必要があり、再度アポイントレターを渡され、午後の受付時間14時に再度戻ってくるように指示されます。

14時に再度JPJに戻り、パスポートの返却とApplication Slipを受け取ります。
次回のマレーシアの運転免許証受け取りについてはサイトで進捗状況を確認するよう指示がありました。

〇30日後にサイトにアクセス
・ID Category : NON MALAYSIA
・ID No.: APPLICATION SLIPに書かれているID Noを入力
・Security Code : 上部に書かれた数字を入力
ステータスがIN PROCEESSならまだ待ちます。
ステータスがからAPPROVEになっていたらJPJに受け取りに行きます。
※私の場合は、3週間後にメールにてAPPROVEの通知が直接届きました。

⑤JPJで免許受取

▼必要書類
・APPLICATION SLIP
・パスポート原本
・写真(白背景)
・料金RM140　※有効期限2年

到着して列に並び、発行されるまでトータル1時間半くらいかかりようやく取得しました。

このPマークは初心者マークで免許取得から2年間は初心者扱いになるそうです。
日本同様、初心者期間中は初心者マークであるPマークを車につける必要があり、つけていないと罰則があるので、ご注意ください。

まとめ

今回はあくまでNが運転免許証の切り替えをするまでの体験をもとに流れをご紹介したので、支店や担当者、状況が異なれば多少流れが異なる可能性があります。
私自身、書類不備で何度も会社とJPJを往復したり、マレー語の書類がわからず、手続きに苦戦したので、この記事が読者の方の少しでも参考になれば嬉しいです。

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