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【マレーシア】大気汚染「ヘイズ」に注意!!

生活
マレーシアでよく聞く大気汚染「ヘイズ」って実際どんな影響が出るの?

そんな疑問にお答えします。

本記事では東南アジアで問題になっている大気汚染「ヘイズ」について実体験もふまえながらご紹介していきます。

【マレーシア】大気汚染「ヘイズ」に注意!!

ヘイズとは

インドネシアのプランテーションでの焼畑農業や森林火災により発生する大量の煙や温室効果ガスのことで、それがモンスーンの影響によりマレーシアへ流れてくる事により、深刻な大気汚染を引き起こしています。ひどい時には数メートル先の視界を遮る程、白い煙に覆われます。ヘイズには粒子状物質(PM)、二酸化硫黄、オゾン、二酸化窒素、一酸化炭素などが含まれ、その大半は微小粒子状物質(PM2.5)です。ヘイズは深刻になると人体影響、学校休校、航空機欠航などに影響します。

ヘイズ発生時期

乾季にあたる3月〜10月頃に発生することが多く、風向きや天候によっても大きく左右されます。

大気汚染レベル

マレーシア環境省が運営するAPIMSよりその日の大気汚染物質指数を確認することができます。

▼ 大気汚染物質指数(API)
⚫︎GOOD(良い) 0-50
:健康に悪影響を与えることなく低汚染
⚫︎MODERATE(中程度) 51-100
:健康に悪影響を及ぼさない中程度の汚染
⚫︎UNHEALTHY(不健康) 100-200
:心臓や肺の合併症を持つ人々の健康状態を悪化させる可能性があり
⚫︎VERY UNHEALTHY(非常に不健康) 201-300
:心臓や肺の合併症を持つ人々の健康状態を悪化させ、 公衆衛生に影響を与える
⚫︎HAZARDOUS(危険) 300-
:公衆衛生に影響を与え、高リスク

症状

ヘイズがひどくなると、粘膜を刺激し、人体に深刻な症状が現れることもあります。

・目のかゆみや充血
・喉の痛み
・くしゃみ、鼻水
・皮膚のかゆみ
・頭痛
・めまい
・気管支炎
・呼吸困難
・アトピー性皮膚炎・鼻炎
・喘息 など

対策

・水分摂取
・外出を控える
・空気清浄機を使用する
・換気をしない
・外出時はマスクを着用
・うがい・手洗い
・十分な睡眠
・栄養がある食事を摂取する
・症状が出たらすぐ病院へ行く など

大気汚染物質指数(API)が高い日の外出にはN95のマスクがおすすめ
N95マスクとは米国NIOSH(国立労働安全衛生研究所)N95規格に適合しているマスクで、粒子捕集効率が95%以上です。医療施設で感染予防として使用されています。

まとめ

私自身、マレーシアで大気汚染物質指数(API)100以上を経験したことがあります。あたりは真っ白で視界が悪くなり、目は充血し、普段は全く起きない偏頭痛に悩まされました。飲食店のオープンテラスは閉鎖され、外出ができないという事態が起きました。東南アジアで深刻な問題になっている「ヘイズ」。大気汚染は後から身体に影響が出てくる場合もあるので、大気汚染物質指数が高い日は外出を避け、対策をしっかりされることをおすすめします。本記事が読者の方の安全で健康なマレーシアライフの参考になれば幸いです。

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