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【滞在歴3年】移住してわかるマレーシア移住のメリットデメリット

生活

マレーシア移住ってよく聞くけど実際どういいの?
移住して困ることはないの?
移住するために何をすればいいの?
とお悩みの方は多いのではないですか?

そんな疑問にお答えします。

マレーシア移住歴3年。
移住したからこそわかるマレーシアのメリットデメリットをお伝えします。

移住してわかるマレーシア移住のメリットデメリット

メリット

  • visaが取得しやすい
  • 物価が安い
  • 日系企業が多い
  • 旅行に行きやすい
  • visaが取得しやすい

    移住する上で基本的にはvisaの取得が必要です。

    マレーシアのvisaは大きく分けて5つあります。

  • 観光visa:観光目的であればvisa取得なしで最大90日滞在が可能です。
  • 就労visa:企業に勤めることによって取得できます。
  • 配偶者visa:パートナーがvisaを取得していればそのパートナーや子供は発行可能です。
  • 法人visa:会社を設立することで取得できます。
  • MM2H:リタイヤvisa。一定の条件,資金を満たせば取得できます。
  • *2020/11現在、新型コロナウイルスの影響によりvisa発行が一部停止されています。

    移住をするなら就労visa,配偶者visa,法人visa,MM2Hいずれかが必要になります。
    移住している人のほとんどが就業visaを取得してマレーシアに移住しています。

    就労visaがマレーシアは取得しやすいんです。
    他国では基本的にビジネスレベルの英語力は必須な上、専門的知識または技術がないとvisaを発行してもらえません。どこの国も母国の雇用を第一に考え、母国で補える雇用をわざわざ他国から雇用はしません。

    なぜマレーシアでは日本人の雇用が安易なのでしょうか?
    マレーシアでは日本人向けのサービスを展開をしている企業が多く、その為日本語が話せるという専門武器を元にvisaが発行してもらえるんです。ですので日本語が流暢に話すことができればマレーシアで就職が可能なのです。

    職種一覧

  • 日系飲食店店長
  • ディーラー責任者
  • 日本人学校教師
  • 不動産営業
  • ディーラー営業
  • 広告関連
  • クリニックの日本語通訳
  • コールセンター
  • *英語不問の求人も多々あります。

    給料相場

  • 責任者,転勤者:最低賃金RM10,000/月(250,000円)以上
  • 現地一般雇用:最低賃金RM5,000〜RM9,999/月(125,000円〜249,999円)
  • パート雇用:最低賃金RM3,000〜RM4,999/月(75,000円〜124,999円)
  • RM1=25.13円 *2020/11/20現在

    visaの手続きや費用は基本的には会社が行ってくれることが多いので、会社から提示された書類を用意する必要があります。

    海外求人サイト
    ABRODERS CAREER
    https://career.abroaders.jp/search/

    桜リクルート社 マレーシア
    https://sakura-r.net.my

    KL WING
    https://recruit.jobsearch-asia.com

    物価が安い

    マレーシアの物価は日本の約1/2〜1/3程度です。

    例えば私の1ヶ月の固定費で説明して行きます。

    *1ヶ月の固定費 1人暮らしの場合

  • 家賃:RM2,200(55,000円)
  • 新築,家具,調理器具全て備付,施設内ジム,プール,サウナ完備,市内から車で20分程離れた郊外,1LDK,モール直結,70平米
    *シェアハウスの場合:RM500〜RM1,500程(12,500円〜37,000円)
    マレーシアのコンドミニアムは広く部屋数もたくさんあるので数人でシェアをしている人がたくさんいます。

  • 電気:RM60(1,500円)
  • よく使用する場合でもRM100〜RM200程(2,500円〜5,000円)

  • 水道:RM10(250円)/2ヶ月 RM5(125円)/1ヶ月
  • ガス:RM0
  • オール電化なので不要。

  • 通信費:RM40(1,000円)
  • 携帯SIMのみ。家にwifiを設置する場合:RM70〜RM150程度(1,750円〜3,750円)

  • 食費:RM300(7,500円)
  • 基本的に自炊,日本の調味料を使って料理するので少し高め。
    *ローカルフードはRM5〜RM15(125円〜375円程度 )で食べられるので毎食外食をしている人の方が安いこともあります。

    計:RM2,605(65,125円) +交際費+衣服+雑費
    RM1=25.13円 *2020/11/20現在

    日本で同じ生活をしようとすると2倍以上しますよね。

    日系企業が多い

    移住する前はあまり重視していませんでした。
    しかし移住したからこそ日系企業のありがたさを感じています。

    理由

    • スーパー(AEON):日本の調味料などが比較的安価で手に入る。
    • 日用品(DAISO):日本の日用品がRM5.9/税込(147円)で購入できる。
    • 病院,歯医者:日本語でサービスを受けることができる。
    • 美容院,美容サロン:日本人感覚のデザインを日本語でオーダーできる。
    • レストラン:日本の味をリーズナブルに楽しめる。

    旅行から帰国した際、日本食が食べたくなりませんか?
    日本食で育った私にとって日本食が定期的に食べられることによってストレスなく海外生活を送れています。
    ヨーロッパへ旅行に行った際、日本食レストランを探すのに苦労しました。見つけても高級店が多く、とてもじゃないけど日常食べる金額ではありませんでした。マレーシアは日系レストランの種類も豊富な上、リーズナブルなお店も多いです。

    医療,美容関係になると英語レベルが高い方でも病気の症状を説明したり、デザインのニュアンスを伝えたりするのは難しいですよね。その点日系企業があると日本語で説明ができるので安心してサービスを受けることができます。

    日系企業を利用するしないは人それぞれですが、日系企業があることによって不安やストレスが軽減されている人も多いのではないでしょうか。

    旅行に行きやすい

    海外移住を考えている人の中には旅行が好きな方も多いのではないでしょうか?

    マレーシアは日本より安価で旅行することができます。
    LCCの会社がたくさんあり、日本より物価が安いことも影響しています。

    2019年に日本の家族とトルコ旅行に行きました。

    飛行機代比較

    • マレーシア⇄イスタンプール:60,000円弱/往復
    • 日本(関空)⇄イスタンプール:150.000円/往復

    なんと3倍近くの差がありました。

    飛行機代とフライト時間

    • 東南アジア:数千円〜30,000円程/往復, 1時間〜3時間程/片道
    • アジア,オセアニア:30,000円前後/往復, 6時間〜7時間程/片道
    • ヨーロッパ:約50,000円〜60,000円/往復, 7時間〜8時間程/片道

    近郊の国なら日帰り旅行も可能です。

    • タイ(プーケット島):10,000円前後/往復, 1時間半/片道
    • カンボジア:5,000円前後/往復, 2時間半/片道

    *あくまで新型コロナウイルスの影響を受ける前の相場です。時期や時間によって価格は大幅変動します。

    旅行頻度も上がりそうですよね。

    デメリット

    • 豚肉、アルコール類が高い
    • 湿度が高い
    • 交通渋滞が多い

    豚肉、アルコール類が高い

    お酒が好きな方は重要ではないでしょうか?

    なぜならマレーシアは60%がムスリム(イスラム教)だからです。
    イスラム教は豚肉,アルコール類が禁止されているのでお酒が飲めるレストランも限られています。
    スーパーでもノンハラル(イスラム教が口にできないもの)コーナーは別にあり、レジも区切られています。
    全て輸入品の為、高価です。

    価格相場

    • ビール(Tiger)/1缶:RM7前後(175円)
    • ビール(Asahi)/1缶:RM10前後(250円)
    • ワイン/1ボトル:RM40〜RM200前後(1,000円〜5,000円)
    • ソーセージ(豚)/100g:RM20前後(500円)

    *スーパー価格なのでレストランになるともう少し値段は上がります。

    すごく高いわけではありませんが、物価が安いマレーシアにとっては高級品になります。

    日本に帰るとパキッとジューシーなシャウエッセンが食べたくなります。
    実際、日系の居酒屋ではメニューとしてシャウエッセンが人気商品としてあったりします。

    お酒好きには残念なポイントではないでしょうか。

    湿度が高い

    この項目は賛否両論あるかもしれません。

    実際私の場合、乾燥しないので化粧水の量が日本にいるときの半分にまで減りました。
    ですが、デメリットもあり保存状態によっては革製品,スーツなどにカビが発生します。
    久しぶりにお気に入りのカバンを使おうとクローゼットから出したらカビが生えていたなんて話はよく耳にします。

    他にも調味料をパントリーに保存していたら虫が発生していたなど湿度が高いがゆえのデメリットもあります。

    対策として調味料類は全て冷蔵庫に入れるようにし、クローゼットもできるだけ換気をしたり物を詰め込まないようにしています。

    高額なカバンやお気に入りのものは空気の循環がいい場所に保存することをお勧めします。

    交通渋滞が多い

    車業者の方曰く、十数年前までマレーシアはバイクが主な移動手段でしたが、現代車の需要が増え、その重要に道路整備が追いついていない状況だと言います。

    特に金曜日の夜は最悪です。
    なぜなら日本と同じ花金ということで出掛ける方も多いですし、イスラム教の集会が金曜日にあるので集まってご飯を食べることも多いです。
    通常15分で到着する場所に1,2時間かかることもあります。
    さらにマレーシア人はマイペースな方が多いので時間に遅れるのは日常茶飯事です。

    5分前行動の日本人にとってはストレスの原因になるかもしれません。

    まとめ
    メリット

    • visaが取得しやすい
    • 物価が安い
    • 日系企業が多い
    • 旅行に行きやすい

    デメリット

    • 豚肉、アルコール類が高い
    • 湿度が高い
    • 交通渋滞が多い

    結果、私はマレーシアが大好きです。
    しかし人の価値観は様々なので絶対マレーシア移住がお勧めだとは思いません。
    住まないと分からなかった細かいお金事情や情報を今回の記事に書きました。
    マレーシアに少しでも興味を持っている人の参考になれば幸いです。

    人生は1度きり後悔しない人生を歩んでいきたいものです。

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