2021年10月からマレーシア・マイ・セカンド・ホーム（MM2H）が新条件に変更になります。
MM2Hって何？MM2Hの新条件について知りたい方は下記の【関連記事】をご確認ください。
【関連記事】
・【2021年】MM2H申請条件変更!!どうなるマレーシア？
これを機にMM2Hに変わる長期滞在者向けのVISAをお探しの方も多いのではないでしょうか。
本記事では東南アジアで長期滞在者向けにVISAを発行している国とVISAの種類をご紹介していきます。
MM2Hに変わるVISAを探そう【東南アジア編】
タイ
ノンイミグラント-O-A
ノンイミグラント-O-Aとは就労や永住を目的としない人がタイに長期滞在するために取得するVISAのことです。
・年齢制限：満50歳以上
・滞在期限：1年間
※1年間の延長申請が可能 (延長申請は1回のみ)
・ 申請費用：22,000円
・金融証明書 (下記3項より1項)
a. 英文銀行預金残高証明書原本 THB800,000(約265万円)以上の額に相当する預金残高が確認できる証明書。
b.年金証書原本 月THB65,000(約22万円)以上の額に相当する受給額を証明できる証明書。
c.英文銀行預金残高証明書原本と年金証書原本 合算でTHB800,000(約265万円)以上に相当する額が確認できること。
・保険加入：必須
・現地での就労禁止
詳しい必要書類が知りたい方は下記の参照記事をご確認ください。
※参照：在東京タイ王国大使館 公式ホームページ
ノンイミグラント-O-A (ロングステイ)
ノンイミグラント-O-X
ノンイミグラント-O-Xとはタイに長期滞在するために取得するVISAのことです。
・年齢制限：満50歳以上
・滞在期限：5年間
※5年間の延長申請が可能 (延長申請は1回のみ)
・申請費用：44,000円
・金融証明書 (下記2項より1項)
a. タイ国内のタイの銀行預金残高証明書 THB3,000,000(約993万円)以上が確認できる証明書
b. タイ国内のタイの銀行預金残高証明書 THB1,800,000(約596万円)以上が確認できる証明書と年THB1,200,000(約400万円)以上の収入を証明できる証明書原本
・保険加入：必須
・現地での就労禁止
詳しい必要書類が知りたい方は下記の参照記事をご確認ください。
※参照：在東京タイ王国大使館 公式ホームページ
ノンイミグラント-O-X (ロングステイ10年)
タイランドエリート
タイランドエリートとはタイ国政府観光庁による長期滞在を可能にする居住プログラムです。
・年齢制限：満20歳以上
▼ 会員特典
・マルチVISAの取得
・銀行口座を開設可能 (バンコク銀行・カシコン銀行)
・入出国時の無料リムジン送迎＆専用入国審査ブース・ラウンジが利用可能
※一部会員の種類によっては利用できません。
会員の種類は全7種類あり、状況や家族構成に応じて選択することができます。
会員の種類によって滞在期限・入会金等は異なります。
・滞在期限：5年間
・入会金：THB600,000(約199万円)
・滞在期限：20年間
・入会金：THB1,000,000(約331万円)
・滞在期限：20年間
・入会金：THB2,140,000(約708万円)
※家族会員追加料金：THB1,000,000(約331万円)
・年会費：THB21,400(約7万円)
▼ 追加特典
・無料の健康診断 (年間1回)
・無料ゴルフ&スパ (年間各24回)
・滞在期限：20年間
・入会金：THB1,000,000(約331万円)
▼ 追加特典
・無料ゴルフ&スパ (年間各24回)
・滞在期限：5年間×2名分
・入会金：THB800,000(約265万円)
※家族会員追加料金：THB300,000(約100万円)
・滞在期限：10年間
・入会金：THB1,000,000(約331万円)
※家族会員追加料金：THB800,000(約265万円)
▼ 追加特典
・無料の健康診断 (年間1回)
・滞在期限：10年間
・入会金：THB800,000(約265万円)
※家族会員追加料金：THB700,000(約232万円)
詳しい会員条件や特典・申請方法が知りたい場合は下記の参照記事をご確認ください。
インドネシア
リタイヤメントビサ
リタイヤメントビザとはご年配の方向けの一時滞在VISAになります。
・年齢制限：満55歳以上
・滞在期限：1年間
※1年毎に5回まで延長が可能 (最大6年間の滞在可能)
その後永久滞在許可(KITAP)を5年ごとにインドネシアにて延長申請が可能となります。
・金融証明書 (下記2項とも必須)
a. 月額USD1,500(約16万円)以上の支払い能力がある(年金証書又は銀行預金の残高証明書で証明)
b. USD35,000(約380万円)以上の居住施設の購入又は月額USD500(約5万円)以上の賃貸証明書
・1人以上の現地雇用 (メイドなど)
・保険加入：必須
・現地での就労禁止
申請方法・必要書類など詳しく知りたい方は下記の参照記事をご確認ください。
※参照：DEBANDA
フィリピン
スペシャル レジデント リタイヤ ビザ(SRRV)
SRRVとは特別居住退職者向けのVISAになります。
・年齢制限：満35歳以上 (配偶者・21歳未満の未婚の子ども含めることができる)
・滞在期限：制限無し
・年会費：USD360(約4万円)
・現地での就労可能
SRRVには「SRRVクラッシック」「SRRVスマイル」「SRRVヒューマン・タッチ」の3種類があり、申請するVISAの種類に応じて定められた定期預金額を満たす必要があります。
a. 35歳-49歳：USD50,000(約550万円)
b. 50歳以上・非年金受給者：USD20,000(約220万円)
c. 50歳以上・年金受給者：USD10,000(約110万円)
※3名以上の家族を同伴する場合の追加料金：USD15,000(約165万円)/1人
定期預金を投資に転用することができますが、投資額はUSD50,000(約550万円)以上となります。
※3名以上の家族を同伴する場合の追加料金：USD15,000(約165万円)/1人
投資への転用は許可されません。
介護、療養などが必要な方で、月々USD1,500(約16万円)以上の年金を受給し、健康保険等の医療保険に加入している方限定になります。
申請方法・必要書類など詳しく知りたい方は下記の参照記事をご確認ください。
※参照：AER WORLD
まとめ
本記事ではご紹介していませんが、2017年からカンボジアでもリタイヤメントビザの発行がスタートされています。
その他にも下記の方法を利用し、長期滞在されている方が多いようです。
・観光VISAや短期VISAを延長して長期滞在する
・永住権取得(競争率高め)
・雇用による就労VISA取得
・投資者VISA取得(金融条件高め)
・会社を設立し、法人VISA取得
・子どもや本人の留学VISAを取得 など
個々の状況、家族構成などそれぞれの生活スタイルにあった環境やVISAを探してみてください。
本記事が読者の方の快適なライフスタイルの参考なれば嬉しいです。
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