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【HSBC】マレーシアのクレジットカードを作成時に注意すべきこと

お金

マレーシアでクレジットカードの作成を検討されている方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードは利点も多いですが、注意すべき点もたくさんあります。

私自身、日本で営業をしていた際に付き合いでたくさんのクレジットカードに加入してしまいました。当時は細かい規約などを確認していなかったのもあり、損をしたことが多々あります。

例)
・年会費が異常に高い
・年会費無料条件の最低支出が高額
・支払いの全てが自動リボ払いになる契約
・解約費が高額

そんな経験もあり、クレジットカードの契約には慎重になっていました。
そんな私が規約を確認した上で、HSBCのクレジットカードを加入したんですが、そこで経験したクレジットカードの落とし穴をHSBCのクレジットカードを参考例に挙げて本記事ではご紹介していきます。マレーシアでクレジットカードの作成をお考えの方は作成前に是非ご確認ください。

【HSBC】マレーシアのクレジットカード作成時に注意すべきこと

デビットカードとクレジットの種類と特徴

HSBC Advance Visa Platinum(デビットカード)


引用:HSBC公式ページ

⚫︎年会費:無料
⚫︎取得条件:HSBC Advanceのアカウント所有者・21歳以上・年収RM36,000(約94万円)以上
⚫︎特徴:即時決済
⚫︎利用上限:
 ・初期設定の購入制限:RM3,000(約78,000円)
 ・オプションの購入制限:RM5,000(約13万円)
  ※購入上限を変更することができます。
 ・1日のATM引き出し上限:RM5,000(約13万円)

※RM1=26.1円 2021/7/23現在

HSBC Amanah MPower Visa Platinum Credit Card(クレジットカード)


引用:HSBC公式ページ

⚫︎年会費:無料
⚫︎取得条件:21歳以上・年収RM36,000(約94万円)以上
⚫︎特徴:翌月決済
⚫︎利用上限:定期預金額によって変動します。
⚫︎特典:
 ・ガソリン・食品・eWalletsの利用料金最大8%キャッシュバック
 ・その他の支出の0.2%キャッシュバック
 ・チャリティー支出への1%貢献
 ・2021年の特典は新しくカードをお申し込みの方へ最大200RM(約5,200円)キャッシュバック

※RM1=26.1円 2021/7/23現在

HSBC Amanah Premier World MasterCard Credit Card(クレジットカード)


引用:HSBC公式ページ

⚫︎年会費:無料
⚫︎取得条件:HSBC Advanceのプレミアアカウント所有者・21歳以上・年収RM36,000(約94万円)以上
⚫︎特徴:翌月決済
⚫︎利用上限:定期預金額によって変動します。
⚫︎特典:
 ・海外支出1%、国内支出0.5%キャッシュバック
 ・Plaza Premium Lounge無料利用
 ・チャリティー支出への1%貢献

※RM1=26.1円 2021/7/23現在

HSBC Advanceのプレミアアカウントを取得するにはマレーシアの場合で最低預金がRM200,000(約523万円)以上必要になります。

※他にもクレジットカード種類は存在します。

クレジットカードの落とし穴

クレジットカードをおすすめされる際、大抵メリットの部分を過大広告している場合が多いです。重要なのは説明されない隠れた部分を知ることが大切です。ここではクレジットカードを作成する際に注意すべき点をご紹介していきます。

⑴ サービス税(SST)

マレーシアはクレジットカードにサービス税(SST)が課せられます。

サービス税(SST)とは2018年9月1日からマレーシア政府より消費税(GST)に変わって特定のサービスにおいて課せられた税金のことをいいます。このサービス税(SST)はクレジットカードにも適用され、毎年RM25(約650円)のサービス税(SST)がカード発行月に請求されます。デビットカードは現在サービス税(SST)対象外になります。

政府公式ページよりサービス税(SST)について確認されたい方はこちら

マレーシアの税金について知りたい方は下記の【関連記事】をご確認ください。

【関連記事】
【2021年】マレーシア|税金の仕組み

⑵ 隠れた細かい条件

営業マンが広告する際、特典を推して広告する場合が多いですが、実はその特典には隠れた条件が存在する場合が多いです。

例) HSBC Amanah MPower Visa Platinum Credit Cardの特典

①ガソリン・食品・eWalletsの利用料金最大8%キャッシュバック

▼ 隠れた細かい条件

月額RM2,000以上の累積支出に対して、ガソリン、食料、eWalletsに8%のキャッシュバックが付与され、他のすべての適格な支出に対して0.2%のキャッシュバックされます。各カテゴリのボーナスキャッシュバックは、対象となるカード所有者ごとに、カテゴリごとに月額RM15です。

⚫︎全国の参加店舗:
・ガソリン:全ての店舗
・食品:ジャイアント・テスコ・イオンビッグ・マイディン
・eWallet:SamsungPay・GrabPay・Touch’n Go・FavePayのいずれかで行われたリロード/チャージの料金が含まれます。
※参照:HSBC公式ページ

▼ 解説
上記の条件からも分かる通り、最低月額RM2,000以上の支出をした場合に限り、最大8%のキャッシュバックが適用され、月額RM2,000以内の場合は1%しかキャッシュバックはありません。その上、最大1カテゴリー毎に月額RM15までと上限が決まっているため、ガソリン・食品・eWalletsと全てのカテゴリーを合わせても最大月額RM45までのキャッシュバックしか付与されないということです。さらに食品とeWalletsに関しては参加店舗に指定があるので全ての店舗に適用されるという意味ではありません。

②2021年の特別特典は新しくクレジットカードをお申し込みの方へ最大200RM(約5,200円)キャッシュバック

▼ 隠れた細かい条件

参照:HSBC公式ページ

▼ 解説
HSBC Amanah MPower Visa Platinum Credit Cardを使用して
初めて支払いをした場合にRM25(約650円)キャッシュバックが適用されます。
9回の支払いが完了した場合にRM175(約4,500円)キャッシュバックが適用されます。
▼ 注意
但し、カード発行後60日以内に使用した支払いが対象になり、キャッシュバックはカード発行後60日以降のキャッシュバックになります。

まとめ

クレジットカードは使用者によって得する場合も損する場合もあります。クレジットカード会社によって詳細は様々なので、利用規約の細かい点まで確認し、契約を検討されることをおすすめします。マレーシアと日本では金融のルールが異なりますので、マレーシアでクレジットカードの作成を検討される方は是非本記事を参考にしてみてください。

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